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2012年06月13日

基礎コンクリート 1回目完了

今日は朝から基礎のコンクリート打設。
コンクリートは2回に分けて打つのですが今日はその1回目。
大きい本堂の基礎のベース部分の打設で
コンクリートの量は予定では130㎥と半端じゃない量。
ミキサー車の数で約25台分。
もし途中でトラブルがあったりするとその日のうちには終わらなくなる量です。

朝8時過ぎ現場はすでにスタンバイOK
基礎コンクリート 1回目完了


大型のコンクリートポンプ車はアームを目一杯伸ばしてミキサー車を待っています。

ほどなくしてコンクリートミキサー車が到着。
いよいよ作業開始です。
基礎コンクリート 1回目完了


これがミキサー車からポンプ車へコンクリートを入れ込んでるところ。
グー、ガシャ、とポンプの大きな音が響きます。
基礎コンクリート 1回目完了



コンクリートを打ち出すとコンクリート品質管理の試験部隊が到着。
手早くポンプ車からコンクリートを取り試験の準備。
基礎コンクリート 1回目完了


試験はコンクリートの固さと含まれる空気量
そしてアルカリの度合いの3項目。
基礎コンクリート 1回目完了


左の圧力釜のようなものが空気量の測定
右のプリンみたいなコンクリートの硬さを調べています。
アルカリ度はリトマス試験紙のようなものを
コンクリートに差込んで調べます。
結果はもちろんOKちゃんと品質管理されています。

そして肝心のコンクリートの強度は
こうして円柱形の容器に入れて固まってから
実際に試験機で潰して確認します。
基礎コンクリート 1回目完了


今回は試験室で保管するものの1週間目用と3・4週間目用
そして実際に現場に置いて必要な時に試験機にかけるものの全部で12本です。
これは法律で決められたことで
こうしてコンクリートの強度を管理します。

また今回の工事で使うコンクリートは
高強度・高耐久コンクリートといい
普通のコンクリートの1.5倍以上の硬さになり
耐久性は3倍以上になるものです。
なんでそんな高性能なコンクリートが必要なのか
よく考えると本堂自体は200年の寿命を持たせるのに
その基礎が60年足らずで弱くなっては困るからです。

昼過ぎにまた現場へ行くと
基礎コンクリート 1回目完了


すでに2/3ほどまで作業が進んでいました。

そして4時頃また顔を出すと
基礎コンクリート 1回目完了


打設は終わり左官屋さんがコテ馴しの真っ最中。
高強度のコンクリートは固まりだすのも早く
手際よく仕上げないとなりませんから大変な作業です。

なんとか夕方までに1回目のコンクリート打設は無事終了。
この後コンクリートのためには
今夜あたり一雨降ってくれるといいんですけどね。
ちょっと雨乞いでもしようかしらん(笑)


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この記事へのコメント
お疲れ様です。
現場監督です。
先程左官屋さんも帰り、片付けも終わりました。
さすがに本日は疲れたので業務終了とします。
Posted by kuriguri at 2012年06月13日 20:05
ほんとお疲れさまです。
基礎が出来上がったらN氏も呼んで
パーッと一杯やりますか。
私はいつでもスタンバイOKです(笑)
Posted by ひさ父 at 2012年06月13日 20:21
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    コメント(2)