2012.03.13 解体工事開始 まずは活かし取り
ようやく一歩出遅れた春が来たようです。
静かにたたずむ本堂、いよいよ解体工事が始まります。
大型重機で一気に解体される前に「活かし取り」と呼ぶ
新しい本堂へ移設される彫り物や木材を大事に手でばらし始めました。
加納棟梁の指示で若手が動く、とてもきびきびとして見ていて気持ちがいい。
正面の床板が外される。
開山堂の格天井も丁寧に外し
組み物も外され
大事に大事に。
内陣正面の彫り物がされた梁。
これも外したいのだけれど
どうやら両側の柱としっかり組まれて手では外せない。
正面入り口の彫り物もはずされ。
化粧が施された材は出来るだけ活かし取り。
そして丁寧に丁寧に運び出されていく。
4月から重機が入り、一気に解体されてしまうが
それまでに外して置くものは外しておかなければと大忙し。
そろそろ始まったな。
さあこれから忙しいぞ。
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